（１７）達弥西心のわかりやすい話「おすすめ図書」

それをそっくり１９年半ぶりに復活再販することにした。印刷会社に当時のフィルム、原版が残っていたのだ。ありがたい。

かなり売れたが、売り切って絶版になっていた。

私が達弥西心になる１年前の１９９２年に自費出版した『自分という商品の磨き方売り込み方　波賀正一著』という著書である。

それが生きるということの価値です。

そして、元いたところに上手に戻るのです。

天の下で一生懸命に、いまを生きていくだけです。

いま、ここにいて、生きていくだけです。

あぁ人間は過去には生きられない、街も人も店もモノはみんな借り物で、在るのはただこころだけ。見据えるのは、ただ前の上だけだと思いました。

３０年前の場所は、存在そのものがすっかり消えていました。人も店も街も、です。

２０年前の場所は思い出が壊れていました。